THUNDEROBOT ML903 簡易レビュー
写真は今週暇そうなら撮って入れ込みます。さーせん。要望があれば急ぎます。
スペック
形状 |
左右対称 |
ソール |
100%PTFE |
重量 |
65±2g |
充電方法 |
USB-C/充電ドック |
センサー |
PixArt PAW3395 |
接続方法 |
有線/2.4GHz/Bluetooth |
寸法 |
124.1×39.7×63.7mm |
解像度 |
最大26,000dpi |
ポーリングレート |
4000Hz(専用ドック使用時) |
Nordic 52820/52840 |
価格・購入先
MechKeysで$62.99+送料$10
6月14日に注文し翌日には出荷され、20日に到着。
MechKeysはHiFiGoというオーディオ通販サイトが手がけているようで、多少心配でしたがちゃんと届いたし、化粧箱の角が多少潰れてるレベルだったので安心した。
支払いにはPaypalが利用できるので、ある程度安心して使えるのではないでしょうか。
形状
左右対称。自分のぱっと見の印象ではDeathadderV2を左右対称にしたらこうなる、みたいな感じ。左右のクリックボタンは基本水平基調で、最近主流ななで肩形状ではない。
所有しているマウスで似たもので例えると、XtrfyのM42の背を伸ばしたらこのマウスになる。
自分の持ち方はつまみ持ちで、ケツは手のひらに付けない。完全に親指と薬指で支えている。
サイドはしっかり絞られており、指は置きやすい。背が高いので手が大きい人でもしっかり指をマウスに添えられる。
絞り具合は
Lamzu Atlantis>XtrfyM42>ML903>Pulsar X2
といったイメージ。
ただし、表面は梨地のプラスチックで、サイドは格子状に溝が刻まれ、滑り止め加工が施されてはいるものの、気休め以下でかなり滑るのでグリップテープは必須。
ケツはかなり高めで後ろ寄り。Eloshapesを見る限りではZA-13に近い?かも。
スイッチ
採用されているスイッチはKailh GM 8.0とのこと。
クリック感はかなり強めで押し込み量は多め。クリック音もかなり大きく、響く。特に低域の音が強く感じる。同じスイッチのX2やM42と同じとは思えない、比べ物にならないデカさ。持ってるマウスの中では一番デカいが、まぁゲームする時はイヤホンかヘッドホンしてるし自分は気にならない。
メインスイッチとは対照的に、サイドボタンのスイッチはかなり控え目の音。ただしくぐもった低域の音が響く感じはある。メインもサイドも総じて軽く軽快な歯切れのよい音ではない。
ホイール
軽くはない。Glorious Series One PROより重く、歯切れのよいノッチ感はない。ある程度の閾値を超えるとぬるっと回る感じ。
ホイールクリックは重め。押し込み量が少ないため、よりそう感じる。
ポーリングレート4000Hzの恩恵は?
感度が上がった気持ちになり、Valorantの感度を0.29から0.285に下げた。マウスごとのDPIズレなのか、4Kの恩恵なのか、正直判断がつかない。
シェルの感じとか
かなりしっかりしている。強く握っても軋んだり変形することはない。
サイドの繋ぎ目は見えるが、隙間はない。
重量は公称65g。GProX SLが63gだが2gの差とは思えないくらいには重さを感じる。秤がないので実重量は分からない。申し訳ない。
マウスソール
100%PTFEで角は多少丸められている。滑りは普通。滑走感は上下と左右によって異なり、振る方向によって変化する。横に振った時、少し引きずる感覚がある。力を入れるとより引きずり感が強くなる。(使用マウスパッド:Pulsar ES2,Ninjutso NPC)
ソール形状が原因の可能性有り。汎用丸形ソールに変更することでよくなるかもしれない。
充電ドック兼ドングル
DPIによって色が変化する。覚えれば今のDPIがすぐわかるかも?
置くだけで充電できるのはかなりポイントが高い。
G ProSLもPowerPlayを流用した社外の充電ドックを使っていたので、同じ感覚で充電を気にせず使えるのがいい。
ただし、接点がRazer等と同じ狭い接点だけが接触して充電するタイプなので、使用していけば酸化して充電できなくなるのは目に見えている。接点復活材等で磨けば使えるようになるのは分かるが…
いいところ
価格。4Kドングルと充電器がセットで10,408円。
手の大きい人でも持ちやすい形状。自分が探し求めていた形状に限りなく近い。
しっかりしたシェル
悪いところ
グリップ性能は皆無。
爆音&ウェットなクリック音
重たいホイール
軽量とは言えない重量
総評
Lamzu Atlantisが自分の持ち方だと、薬指の第一関節あたりで強く当たってしまい、ホールド感が強く損なわれていた為、同じ持ち方の人は気に入る可能性はある。
もうちょっと背が高くてホールド感高めのマウスが欲しい人は注目して損はない。
個人的にはホイールとクリックがもうちょっと軽い方がいいのと、重量は50g台前半であるとよりうれしい。
ただし、価格を考えれば全然許せるし、何より形状が自分に合うのでメインマウスとして使っていくことになるだろう。