リスザルでも分かる自作PCパーツ選定ガイド
こんにちは。玉ねぎです。
ゲーミングPCを組み立てたいけどどうすればいいのかWA☆KA☆RAN人向けに、パーツ選定のやり方を教える。はい、よーいスタート
1.予算を決める
まず予算。パソコン本体と、持ってない場合はモニターやキーボード、マウスなどが必要になるのでその値段も合わせてどの程度予算が出せるのかを考えよう。
#144Hzモニターとちゃんとした椅子は基本的人権
大体本体だけで10万〜15万前後の予算を確保できると新品でいい感じにパーツを選ぶことができる。
今回は本体予算10万前後で行くゥ
あ、パーツの値段は結構変動しやすく、1年のサイクルで新しくなるので気がついたら値段が倍になったり、逆に半値になったりする。
この記事は執筆段階(2020年3月現在)での情報です。気をつけよう。
2.目的を決める
何かのゲームをしたいのか、ゲーム配信もしたいのか、組む目的は人それぞれ。
今回は配信はせずゲーム単体で、重いゲームでは最高画質のFullHDで60fps、画質を落としたり、軽めのゲームならFullHD144fpsが狙えるパソコンを作ることにしよう。
3.パーツ選定
やっと本題だよ…あくしろよ
パソコンを作るのに必要なパーツは以下の通り。
CPU
CPUクーラー(CPUに付属している場合もあり)
メモリー
ストレージ(SSDやHDDなど)
電源
ケース
OS(Windows10)
以下必要に応じて購入する
サウンドカード
電飾(LEDテープ等)
以上だ。
次はそれぞれのパーツについて見ていこう。
3.1.CPU
ここは宗教戦争になりそうなので深くは言及しないが、ゲーム性能がほんの少し優っているIntelと、コストパフォーマンスが非常に優れているAMD、と言った感じ。今回は1フレームでも絞り出したい訳ではないし、コスパを重視するのでAMD RYZEN5 3600を選ぶ。これにCPUクーラーは付属しているので取り敢えず必要ないだろう。節約である。
3.2.メモリー
メモリーはDDR4の16GBあれば足りる。
メーカーはG.skill、crucial、Corsairあたりから選べば基本的に問題はない。
ただし、選ぶときにメモリーのクロック(≒性能)に気を付けよう。DDR4-2666というメモリーを買えば基本的に問題ないが、DDR4-4000など、一部の値段の高いメモリーはマニア向けで簡単には起動しなかったりするので手を出さないのが吉。
今回はベーシックなG.skillのDDR4-2666を選定した。節約である(2回目)
3.3.マザーボード
これは個人の好みが出るところ。
一意見として聞いてほしいが、自分は性能が発揮されるのも大事だけど、パソコンが壊れた(=電源がつかなくなった)ときのことを考えて選んでいる。
パソコンはパーツに異常がないか一つずつ確認しながら起動する。その時パーツなどに異常があると起動しない。その原因を究明しやすくする為にマザーボードによってはどこまで正常でどこに問題があるのかを表示してくれる機能がある。(Q-LEDやDr. Debug、EZ DebugLED、status LED等)
それがあるかないかで壊れた時の原因究明が楽になるので、自分は性能よりも重視している。
今回は上記の条件に合致しつつ、コスパに優れたMSIのB450M BAZOOKA PLUSを選んだ。節約であ(ry
3.4.GPU
グラフィックボード(カード)とも呼ばれ、ゲームをする上では非常に大事なパーツである。
ここをケチると肝心の性能が出ない。金を出そう。
記事を書いている時点ではNVIDIAが性能的には一歩リードしている。よって今回は玄人志向のGTX1660Superを選定した。最安価格帯だが、製造は変態OC集団定評のあるGALAX社なので安心して使える。
個人的にAMDを選ぶ理由だったFluidMotionというフレーム補完技術がRDNAを採用したRX 5×××シリーズでは無くなっている?ので残念なところ。ただし性能は確実に良くなっているので今後も目が離せない。
3.5.ストレージ
適当な怪しいのを選ぶとデータ吹っ飛ぶぞ(脅し)
OSを入れるメインストレージには安心安全のSandisk SSD PLUSシリーズの240GBモデルを選んだ。
データストレージとして、ゲームのデータや動画などを入れる為にHPのS700(500GB)を選んだ。
もし、動画投稿をしたい!という場合は4TB程度のHDDを合わせて買うと幸せになれる。大体+8千円程度だ。
OSはメンヘラなのですぐ不具合が起きたりする。
そういう時は初期化をして綺麗な状態から再スタートするのが一番手っ取り早い。(クリーンインストール)
なので、メインストレージにはアプリケーションを入れるくらいで、大事なデータ等消えると困るものは絶対に入れないこと。大事なデータはデータストレージに入れよう。
デュアルストレージ構成にすればメインストレージだけを一度消去してもう一度フレッシュなWindowsをインストールできる。データストレージは消さないので大容量のゲーファイルをDLし直す手間がかからずオススメ。
あれー?動かないなんで??とか言ってる暇があればクリーンインストールを20分で終わらせたほうがいい。慣れればそれくらいでできる。方法は後々ブログに書くかも。
3.6.電源
めっちゃ大事
電源が原因でパソコンが起動しないことがあり、これは結構起こりやすいトラブル。
電源が壊れると強制的に電源が落ちるのでデータが破損したり、過剰な電力がパーツに供給されることで電源以外のパーツも巻き込んで破損するなど、安物買いの銭失いを体現するパーツだ。
そのためちゃんとした電源を選ぼう。電源容量の目安は、システム全体の消費電力の倍程度あると安心。
おすすめはSeasonicかSUPER FLOWERの電源。
しっかりしたコンポーネントと製造技術によって下支えされた、信頼と実績のあるメーカーだ。
今回はSeasonicが製造してAntecが販売しているNEO ECO GOLD 550wを選んだ。
他にもSeasonicやSuperFlowerがOEMを担当している電源はあるので別記事で紹介する(デスマーチの予感)
3.7.ケース
ケースは置き場所を考えて選ぼう。折角4面ガラスのフルタワーを買ったのに机の下にしか置けないマヌケが居るらしい。アホかな?(アホです)
ケースによって、設置できるSSDやHDDの数は異なる。もしも将来的にストレージを拡張するなら多いものを選ぼう。(マザーボード側の対応しているストレージ数も確認を忘れずに)
それから、ケースが使うマザーボードに対応しているかも調べておこう。大体のマザーボードはATXという大きさの規格なので、それに対応しているものを選べば7割くらいは問題ない。今回想定したマザーボードはMicro-ATXというATXより一回り小さいサイズで、机の上に置けなくもないサイズにしたかったので、Mini-ITXとMicro-ATXにしか対応していないが、値段も安くていい感じのVersa H17を選んだ。節やk(ry
ケースに値段をかけると質感や静穏性が向上するだけでなく、ネジ穴やケースのフタを閉めたときにチリがきっちり合ったりする。今回は安く作る都合上、性能に直結するパーツに投資するためケースは安いものにしたが、日常的に絶対見るパーツだし、予算を割けそうならイイものを買っても絶対に損はない。
3.8.OS
Windows10一択
7信者は早く滅びてください(早漏)
最近のWindowsはCDではなく、USBメモリーに入ってやってくる。
読み込み速度がやっぱり違うのもあってめっちゃ早い。気がする。
ヤフオクで売ってるの割れOSは普通にライセンス違反だし、いつ無効化されてもおかしくないので…真面目にやめようね!
4.備考欄
選定したパーツたち
【CPU】AMD Ryzen 5 3600 BOX \24,374 @最安
【CPUクーラー】CPU付属
【メモリ】G.Skill F4-2666C19D-16GNT [DDR4 PC4-21300 8GB 2枚組] \7,480 @最安
【マザーボード】MSI B450M BAZOOKA PLUS \10,970 @最安
【ビデオカード】玄人志向 GALAKURO GAMING GG-GTX1660SP-E6GB/DF [PCIExp 6GB] \25,326 @最安
【SSDメインストレージ】SANDISK SSD PLUS SDSSDA-240G-J26 \4,480 @最安
【SSDデータストレージ】HP S700 2DP99AA#UUF \6,908 @最安
【ケース】Thermaltake Versa H17 CA-1J1-00S1NN-00 \2,979 @最安
【電源】ANTEC NeoECO Gold NE550G \7,712 @最安
【OS】マイクロソフト Windows 10 Home 日本語版 HAJ-00065 \16,420 @最安
【合計】¥10,6649
PCパーツはどれも精密機器の塊です。それらをレゴブロックよろしく組み上げていくとパソコンになります。静電気はマジで天敵です。静電気が溜まりやすい服は避けたり、作業する前に木の柱を触ったりして放電しておこう。プロは全裸で組むとか組まないとか。
個人的に壊さないために重要なパーツ
電源
ストレージ
もし組み立てるのが面倒、不安だという場合、メルカスによくいるPC自作代行などと云う輩は避けたほうがよい。保証もあると謳っていてもどこまでやってくれるのか保証するものは何もないし、何より相手は「今まで○○台組みました!」とか誇っても所詮素人。絶対にやめよう。それくらいなら、TSUKUMOやBuyMore(パソコン工房)、ワンズなどのPCパーツを販売している店で組み立ててくれる。起動確や保証もしっかりしている。多少高くとも、そっちのほうが絶対に良いと私は思っている。
パーツ選定に便利なサイト様(いつもお世話になっております)
5.さいごに
いままでつらつら書いてきたのはあくまでも私個人の意見だ。
それぞれ意見が違って当たり前だし、私はそれを否定しない。
自分のやりたいことがあるならやってみればいいと思う。(投げやり)
私は好きにした、君らも好きにしろ
その上でもし質問があるならコメント欄かTwitterまで。では。